
NAS おすすめ比較 2026年版 Synology・QNAP・ASUSTOR を用途別に5選
NAS おすすめを用途別に比較。Synology DS224+・DS923+、QNAP TS-464、ASUSTOR AS5402T、Buffalo LS520D を価格・スペック・OS の使いやすさで徹底評価。写真・動画の家族共有からメディアサーバー・リモートワーク資料管理まで、2026年5月最新情報で失敗しない1台を選ぶ。
メーカー公式仕様、専門媒体の検証、利用者レビューの傾向を照合して、 用途に合う条件と合わない条件を編集部で整理しています。
評価方法を見る1結論:NAS おすすめ 2026年版
NAS 入門なら Synology DS224+ (約¥48,800) が最適解。DSM の完成度と日本語サポートが他社を上回る。4 ベイ本格運用は DS923+、メディアサーバー特化は QNAP TS-464、コスパ重視は ASUSTOR AS5402T、すぐ使いたいなら Buffalo LS520D を選ぶ。
今日買うなら、初めてのNASは DS224+、4ベイで長く使うなら DS923+、HDD込みで今すぐ使いたいなら Buffalo LS520D を先に確認してください。価格/在庫確認日: 2026年7月9日。
2Amazonで買う前の3点チェック
NAS は商品ページに入った後に「本体だけなのか」「HDD付きなのか」で迷いやすいジャンルです。購入前に以下だけ確認してください。
1. HDD同梱か本体のみか: Synology / QNAP / ASUSTOR は基本的に本体のみ。初期費用は NAS 本体 + HDD 2本または4本で見る 2. ベイ数とRAID構成: 家庭の写真バックアップは2ベイ RAID 1、本格ファイルサーバーや動画保管は4ベイ RAID 5 が目安 3. 販売元と型番: DS224+ と DS223、DS923+ と DS423+ のように型番違いでCPU・拡張性が変わる。商品名、販売元、国内正規品表記を確認する
迷ったら DS224+ から始めるのが最も失敗しにくいです。HDD選びまで面倒なら、HDD搭載済みの Buffalo LS520D を選ぶと初期設定の負担を減らせます。価格/在庫確認日: 2026年7月9日。
3NAS が必要なケース・不要なケース
役立つ場面: スマホ写真の家族集約 / リモートワーク資料サーバー (Dropbox 代替) / Plex / Jellyfin メディアサーバー / 外出先からのアクセス (VPN or QuickConnect) / 複数 PC のバックアップ集約 (3-2-1 ルール)。
NAS が不要なケース (顧客視点): - スマホ写真のみ保存したい → iCloud / Google Photos で十分、NAS のコストと工数が割に合わない - データ量が 2TB 未満 → 外付け SSD のほうがシンプルで安価。→ 外付け SSD おすすめ 4TB 参照 - ネットワーク知識ゼロで設定に触りたくない → Buffalo LS520D (HDD 同梱) かクラウドストレージ継続が安心 - 1 人でローカル利用のみ → 外付けストレージで事足りる
4NAS の選び方 4 軸
軸1: ベイ数 — 1 ベイは冗長性なし (バックアップ専用)、2 ベイで RAID 1 ミラーリング (家庭の主流)、4 ベイ以上で RAID 5/6 対応 (SOHO・クリエイター向け)。
軸2: CPU クラス — ARM 系は低コストだが Docker/Plex は非対応か性能不足 (Buffalo LS520D / QNAP TS-233)。Intel/AMD x86 系は Docker・仮想化・Plex ハードウェアトランスコード対応 (Synology DS224+ / DS923+ / QNAP TS-464)。
軸3: RAM — 最低 2GB (基本用途のみ)、4GB 以上推奨 (複数アプリ同時稼働)、増設可否も要確認 (DS224+ は最大 6GB)。
軸4: OS の使いやすさ — DSM (Synology) は完成度 No.1、スマホアプリ充実、初心者〜上級者まで対応。QTS (QNAP) は高機能だが設定複雑。ADM (ASUSTOR) は UI シンプル、アプリは少なめ。LinkStation OS (Buffalo) は機能最小限だが設定不要。
2025-2026 年の注意点 (Synology): 2025 年発売の DS225+ / DS425+ / DS725+ では当初 Synology 純正 HDD のみサポートの制限あり → DSM 7.3 で緩和済。DS224+ はこの制限の対象外 で WD Red Plus / Seagate IronWolf 等サードパーティ HDD を引き続き自由に使用可 (出典: Synology ナレッジセンター、2025-10)。
5用途別 おすすめモデル早見表
用途を先に決めて、推奨モデルから逆引きする。
| 用途 | 推奨ベイ数 | CPU | おすすめ | 目安価格 |
|---|---|---|---|---|
| 写真・スマホバックアップ | 2 ベイ | Intel x86 | Synology DS224+ | ¥48,800 |
| SOHO ファイルサーバー | 4 ベイ | Intel x86 | Synology DS923+ | ¥72,800 |
| メディアサーバー (Plex) | 4 ベイ | Intel x86 | QNAP TS-464 | ¥78,800 |
| コスパ + 2.5GbE | 2 ベイ | Intel x86 | ASUSTOR AS5402T | ¥49,800 |
| 即時運用 (HDD 同梱) | 2 ベイ | ARM | Buffalo LS520D | ¥32,800 |
| 最低コスト入門 | 2 ベイ | ARM | QNAP TS-233 | ¥22,800 |
6推奨1: Synology DS224+ (¥48,800) — NAS 入門の鉄板
こんな人に: NAS が初めて / 写真・動画のバックアップ中心 / DSM のアプリを活用したい
Synology DS224+ は 2 ベイ NAS のデファクトスタンダード。Intel Celeron J4125 (4 コア 2.0GHz) 搭載で動画トランスコードにも対応、RAM 2GB DDR4 (最大 6GB 増設可)、1GbE × 2 ポートでリンクアグリゲーション可。
最大の強みは DSM (DiskStation Manager) の完成度。Synology Photos でスマホ写真自動バックアップ、Hyper Backup で多重バックアップ、Docker でコンテナ運用まで 1 台でこなせる。スマホアプリ (DS photo / DS file) も業界最高水準。
弱点: 1GbE のみで 10GbE 非対応。RAM 2GB は多数アプリ同時稼働でやや不足感あり。HDD は別途購入が必要 (→ 後述「HDD は別途必要」)。
7推奨2: Synology DS923+ (¥72,800) — 4 ベイ本格運用
こんな人に: RAID 5 で冗長性と大容量を両立 / 拡張ユニットで将来スケール / SOHO のファイルサーバー
DS923+ は AMD Ryzen R1600 (2 コア 2.6GHz) + ECC メモリ 4GB DDR4 (最大 32GB) を搭載する 4 ベイ上位モデル。RAID 5 / RAID 6 対応 で「大容量 + 冗長性」を同時実現。拡張ユニット (DX517) で最大 9 ベイまでスケール可。
NVMe SSD キャッシュスロット搭載でランダムアクセス性能を強化でき、10GbE ネットワークカード増設にも対応。
弱点: 4 ベイ分の HDD コストを含めると総額 20 万円超になりやすい。ファン音は 2 ベイモデルより大きめ。1GbE のみで 10GbE は別売アダプタが必要。
8推奨3: QNAP TS-464 (¥78,800) — Plex / Jellyfin で自宅メディアサーバー
こんな人に: Plex / Jellyfin でメディアサーバーを作りたい / 2.5GbE 環境を活かしたい / Docker・仮想化を積極的に使う中〜上級者
QNAP TS-464 の最大の特徴は 2.5GbE × 2 ポート標準搭載 + HDMI 2.0 出力。Plex Media Server のハードウェアトランスコードに対応し、4K 動画配信も快適。PCIe スロットで 10GbE カードや Wi-Fi カードを増設できる拡張性も魅力。
Intel Celeron N5095 (4 コア) + RAM 8GB DDR4 で、仮想化ステーション (VM) やコンテナステーション (Docker) の同時稼働も余裕あり。
弱点: QTS (OS) は Synology DSM に比べ UI がやや複雑で学習コスト高め。静音性も Synology より劣る。本体 + HDD 4 本で総額 15 万円超になりやすい。
9推奨4: ASUSTOR AS5402T (¥49,800) — 2.5GbE コスパ重視
こんな人に: 2.5GbE 環境をすでに持っている / Plex を 2 ベイで動かしたい / DS224+ より高速な転送を求めている
ASUSTOR AS5402T は DS224+ の約 1,000 円高で 2.5GbE × 2 ポート + NVMe SSD スロット × 4 を実現したコスパモデル。Intel Celeron N5105 (4 コア) + RAM 4GB 搭載で Plex のハードウェアトランスコードにも対応。USB 3.2 × 3 ポートの多さも外付けドライブ接続に便利。
弱点: ADM のアプリは Synology / QNAP より少なく、日本語コミュニティが小さい。バックアップアプリの充実度で Synology に劣る。

10推奨5: Buffalo LS520D0802G (¥32,800) — HDD 同梱・即時運用
こんな人に: NAS の設定を一切触りたくない / 国内メーカーのサポートが安心 / DLNA でテレビに繋ぎたい / 予算 3 万円台
Buffalo LS520D0802G は 4TB × 2 の HDD が RAID 1 構成で搭載済、接続してすぐに使い始めることができる唯一の選択肢。国内メーカーの日本語サポート、DLNA 対応でテレビ・レコーダーとの連携がしやすい。
弱点: ARM CPU のため Docker・Plex 等の高度な用途は非対応。USB 2.0 × 1 のみで拡張性低い。転送速度や OS 機能は他社 NAS に大きく劣る。本格的なファイルサーバーや将来的な機能拡張を想定するなら Synology DS224+ を選ぶべき。
11スペック比較表
全モデルのスペックを 1 表に。価格はすべて 2026 年 5 月 Amazon 参考値。
| モデル | ベイ | CPU | RAM | LAN | OS | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Synology DS224+ | 2 | Celeron J4125 | 2GB (最大6GB) | 1GbE×2 | DSM | ¥48,800 |
| Synology DS923+ | 4 | Ryzen R1600 | 4GB ECC (最大32GB) | 1GbE×2 | DSM | ¥72,800 |
| QNAP TS-464 | 4 | Celeron N5095 | 8GB (最大16GB) | 2.5GbE×2 | QTS | ¥78,800 |
| ASUSTOR AS5402T | 2 | Celeron N5105 | 4GB (最大16GB) | 2.5GbE×2 | ADM | ¥49,800 |
| Buffalo LS520D | 2 | ARM A15 | 512MB | 1GbE×1 | LinkStation | ¥32,800 |
| QNAP TS-233 | 2 | ARM A55 | 2GB | 1GbE×1 | QTS | ¥22,800 |
12HDD は別途必要 (Synology / QNAP / ASUSTOR は本体のみ)
Synology・QNAP・ASUSTOR の各モデルは HDD 非同梱 (ベアボーン) で販売される。NAS 用途には「NAS 専用 HDD」を選ぶこと。一般 PC 向け HDD は 24 時間連続稼働を前提としておらず早期故障のリスクあり。
NAS 専用 HDD のおすすめ 2 択: - WD Red Plus (WD40EFPX) 4TB ¥9,000〜 — CMR 記録方式、NAS 専用設計、低消費電力 - Seagate IronWolf (ST4000VN006) 4TB ¥8,500〜 — IronWolf Health Management 対応、耐久性重視
WD Red Plus は 20-30% 低消費電力・静音傾向、Seagate IronWolf は Synology / QNAP の NAS Health Management との連携に強み。性能差は軽微なため価格で選んで構わない。
必要容量の目安: 写真・スマホバックアップなら 4TB × 2 (実効 4TB)、家族写真+動画+バックアップなら 6TB × 2 以上、4K 動画ライブラリ+メディアサーバーなら 8TB × 2 以上、SOHO ファイルサーバー (4 ベイ RAID 5) は 4TB × 4 で実効 12TB。
RAID 1 は HDD 1 台分が「ミラー」として使われるため実効容量は搭載量の半分。
13FAQ
Q1. RAID 1 と RAID 5 はどう違いますか?
RAID 1 は 2 台の HDD に同一データを書き込む「ミラーリング」。1 台故障しても即座にデータが守られる。実効容量は 1 台分のみ。NAS 入門〜家庭用途の定番。RAID 5 は 3-4 台の HDD を使い、1 台分の容量をパリティ (冗長情報) に充てる。実効容量は (台数-1) × 1 台容量。本格運用や SOHO 向け。
Q2. 外出先から NAS にアクセスするには?
Synology なら QuickConnect (設定なし・簡単) または VPN 接続 (セキュリティ最高) の 2 択。QuickConnect はルーターのポート開放不要で楽だが、Synology のクラウドサーバーを経由するためセキュリティと速度がやや劣る。VPN はルーター設定が必要だが通信が暗号化されて最も安全。IT 知識がある場合は VPN 推奨。
Q3. NAS のデータをさらにクラウドにバックアップできる?
できる。Synology の Hyper Backup は Amazon S3・Google Drive・Dropbox 等のクラウドへの自動バックアップに対応 (外付け HDD も可)。QNAP も Hybrid Backup Sync で同様。データは「NAS (1 次保管) → 別 HDD (2 次) → クラウド (3 次)」の 3-2-1 ルールで守るのが理想。
Q4. Synology と QNAP はどちらを選ぶべき?
NAS 初心者・OS の使いやすさ重視なら Synology。DSM の完成度と日本語サポートは他社を上回り、スマホアプリも充実。ハードウェアスペック・拡張性・メディアサーバー重視なら QNAP。2.5GbE 標準搭載・PCIe スロット・HDMI 出力など同価格帯でハードウェアがリッチ。ただし設定の複雑さは Synology より高い。2026 年現在、初心者には Synology を推奨するサイトが多数。
Q5. 後で別メーカーの NAS に移行できる?
DSM と QTS はファイルシステムが異なるため、別メーカー間の直接移行は原則不可。HDD を取り出して新 NAS に挿し替えるだけではデータを認識しない。正しい移行手順は「旧 NAS からバックアップ → 新 NAS をセットアップ → データ再転送」。同一メーカー間 (Synology から Synology 等) は DSM の移行ツールで比較的容易。
14まとめ: あなたに合う NAS の決め方
NAS 選びは「何をしたいか」と「予算」で決まる。迷ったら以下のフロー:
1. HDD 込みで即使いたい → Buffalo LS520D (¥32,800) 2. 2 ベイで入門〜写真管理 → Synology DS224+ (¥48,800) ★最多推奨 3. 2 ベイでコスパ重視・2.5GbE 環境あり → ASUSTOR AS5402T (¥49,800) 4. 4 ベイ、RAID 5、本格ファイルサーバー → Synology DS923+ (¥72,800) 5. 4 ベイ、メディアサーバー特化 (Plex/Jellyfin) → QNAP TS-464 (¥78,800)
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